冬の終わり
ある作家の人が人生を相撲に例えていて、生まれてから5年ごとに区切ってそれぞれの時期の勝ち負けを考えると、最後に8勝7敗になるくらいがいいと話していた。
自分の場合、40歳までだから8つに分けられて、5勝3敗くらいに思えた。この例え話が、すごく腑に落ちて楽になったというか、勝ち越せてるとわかりうれしかったのだ。
話は変わるが、先週、人前で話す仕事が相次いだ。自分の経験や考え方など話したが、反応はよく、周りから評価された。今後の仕事にも、良い影響を与えるかもしれない。
その帰り道、しみじみと、自分の人生での冬の時代は終わったなと感じた。冬ということの具体的な内容はここでは書かないが、先ほどの勝敗でいうならこの5年は黒星の時期だった。
わたしにとって、これから訪れるのは、第2の春であり、人生の2クール目かもしれない。
いい方向に向かっていくと思いたい。
今日は二十四節気の雨水。
ちょうど雨も降り出した。
ほのかに甘く、慈しむように
世界に染みていけばいいと思う。
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