『15歳の可能性』発売10周年を迎えて

おはようございます。
2月が始まりました。
2013年2月にほるぷ出版より発売された
自分の小説『15歳の可能性』が発行から丸10年経ちました。
今も在庫はあり、
時間はかかりますが、購入も可能です。
楽天ブックスとか可能かな?
一応リンク貼っておきますね。



改めて当時の経緯を書きますと、
2007年に携帯サイトでのプロ小説家としてデビューしまして
2009年にニュージーランドへワーキングホリデーへ行った後
休業しているつもりでしたが
2010年に、担当さんから国際電話で熱心にオファーいただき
帰国後NHKのサイトで連載を始めました。
東日本大震災の直前に連載は完結し
自分も体調悪化で大変でしたが
その後書籍化の話をいただき
入院中の病室でゲラを3回くらいした思い出があります。
そのため、ほるぷ出版の方とは
直接お会いすることなくやりとりして
今はTwitterで相互フォローしております。
でも長く愛される本として作っていただき
とても感謝しています。
読んでいただいた方にも、支えてもらった方にも
お礼申し上げます。




当時の読者の皆さんは
もうすっかり大人になっているとは思います。
わたしも執筆当時は
自分の中学生の頃のことを反映した部分もありました。
時代は流れ、ガラケーからスマホになり
自分も親なら15歳くらいの子供を持つくらいの
年齢となりましたが
今も本が生きているのは
本質的な価値が失われていないからかなと
思っています。


また、児童文学やヤングアダルト小説として
読まれるだけでなく
教育面とか、そういうところで
学校の図書室や図書館で置かれていることも
ありがたく思いました。
Twitterを(かなり当時はチャレンジでしたが)扱ったことで
わたしのTwitterを探してくれた方も
いるかもしれませんね。
まさか10年後もTwitterがこんなに広がり
自分も続けているとは思いませんでした。
だからこの先10年後も
この本が残るかはわかりません。
でも書いた人間の責任として
この本に負けない作品を
書き続けていこうと思います。


実はわたしの姪も今15歳で
高校受験の直前なのですが
15歳の可能性というタイトル、
わたしはつけてよかったと思ってます。
それぞれの可能性を見出して
伸ばしていくことって大事です。
わたし自身もまだいろいろな可能性が
あると思います。
お互い、頑張りましょう。
そんな2023年の
作者からのメッセージでした。


加瀬ヒサヲ


Sky in every mind

加瀬ヒサヲ 公式サイト KASE Hisawo Official Site

0コメント

  • 1000 / 1000