抗うことで生きてきた

おはようございます。
昨日は夏至で、今日から少しづつ
昼間の時間が短くなっていきます。
もうすぐ2021年も半分終わります。
みなさんは、この半年間
どんな印象が残りましたか?

今日のタイトルは、コロナワクチンについて
考えていて連想したのですが、
ワクチンによって、抗体ができますよね。
ワクチンに対抗して戦うためのものですが
こんなミクロの世界から
大きなスケールで考えても
生きるって抗うことなんだなあと
思った次第です。
そりゃ苦しいし、大変です。



今回のことで
幸せの捉え方や
価値観も大きく変わったのですが
ロックンロールは抵抗の音楽とも言われるように
音楽や文化などで抵抗を表現することも
昔からありました。
体制への批判、既存のルールへの問題提起、
さらに、自分のアイデンティティへの
疑問と葛藤も
生まれています。

今回コロナに抗い
なんとか日常を取り戻したとき、
自分自身も新しい存在に
なっているのではと思います。
子供たちが比較的軽症なのも示唆的で
比較的新しく誕生した世代は
たぶん将来、また新たな何かに
抗うのではと想像します。
それを私が見届けられるかは不明ですが
それは一種の創造につながるのかもしれません。




平和という言葉の意味も
もしかしたら変わっていくのかもしれません。
閉じたコミュニティの中の安定、まあ鎖国のような
そういう体制の維持は現代ではほぼ無理とわかりました。
世界的に連帯を持たないと、あるいはインターネットのような
新たなツールによって接続と共有が絶え間なく続くのが
平和のために必須となりつつある気がします。
もちろんサイバー攻撃なども発生していますが
インターネットを離脱して、繁栄する手段は
少なくとも現代では見出せません。
21世紀の世界は、リアルの世界と
そんなサイバー世界の二重性で成立しています。





コロナの終息を目指しつつ
生きている限り何かと抗うことは続くと思いますが
目に見えないもう一つの存在、気持ちや感情、
特に愛情の要素は
何を生み出すのか。
正直私にはまだわからないのですが、
メンタルヘルスの問題が拡大する中
単に家族愛や恋愛だけでない
生きとし生けるものたちへのアプローチに
大事な動機付けになるはずです。
何か、そういうところから
次の小説を書けないかなと
思っているところです。



先週末、映画を観に行って
帰り道に新作のアイディアの種を
いくつか見つけることができました。
まだまだ、私も
抗って創作を続けたいようです。
あまり取り留めもなくてすみません。
正直受け入れて流されるのは楽ですが
自分の中のロックな部分を
もっと大事にしようと思います。
個人的な決意の表明と
大変だけど、がんばりますという
お話でした。




Sky in every mind

加瀬ヒサヲ 公式サイト KASE Hisawo Official Site

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