新しい季節の始まりに
先日、わたしが小説の仕事をするようになってからずっと担当していた方から、2月いっぱいで退職すると連絡をもらった。
最後に会ったのは1月中ば、地元のカフェで1時間ほど打ち合わせした。足かけ11年近くにわたって仕事をしてきたのは、自分でも最も長い関係だ。彼女の力添えと情熱がなければ、加瀬ヒサヲの名前もとっくに捨てていたと思う。
メールで今後も応援していると書いてくれたその気持ちはありがたく受け止めたい。幸い、連絡先はいただいたので、何かの折にまたつながることもあるかもしれない。彼女のある意味卒業であり、門出でもあるこのときに、わたしは新たな小説を書き始める。もしかしたらこのブログも読んでいるかもしれないが、お互いぼちぼち、何かを成して行けたらと思う。
ちなみに、電子書籍および、本の販売は変わりなく続きます。これらの仕事が、わたしのだけでなく、彼女のキャリアとして残るのだと思うと、少し嬉しくも誇らしい。自分自身の作家人生でも、今は転機になる気がする。引き続きがんばりますので、よろしくお願いします。
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