一緒に懸命に生きること
おはようございます。
気がつくと、6月も終わり、梅雨も終わり、7月になっていました。
少しづつ書いていきますが、
元々の自分の変調は昨年11月くらいからありました。
定期健康診断以外で初めて婦人科の予約を取り
検査を受けてきましたが、
年明け1月、地元の婦人科で
子宮内膜異型増殖症の疑いを告げられ、より大きい病院での診察を勧められました。
そこで紹介状は書いてもらったのですが、元々の持病の精神面で不調になり
1月24日に精神科に入院してしまいました。
精神科の入院中に、なんとか初診の予約が取れ
慶應義塾大学病院へ行ったのが4月のことでした。
慶應にしたのは、数年前、妹が別の婦人科で
慶應義塾大学病院で手術を受けたということだったのですが
わたしの担当してくれた医師は腹腔鏡手術が専門でした。
5月3日に精神科を退院して
翌週くらいには画像診断で
病名は確定しました。
そこで勧められたのは、まず2泊3日で
子宮内膜をきれいにする手術をすること
これが5月の入院でした。
そしてかなりの時間を割かれて説明されたのが
ロボット支援手術によって、
子宮と卵管を全摘出した方がいいということ
なぜならおよそ3割の確率で
子宮体がんに繋がるリスクがある。
また摘出した臓器から
がん細胞が見つかる可能性があるということでした。
腫瘍マーカー及びMRI検査では
がんはないということははっきりしていましたが、
将来のリスク、
もともと100人の1人の発病確率の統合失調症を抱える自分が
30%なら当たらない方が難しいだろう、
そういう考え方で
わたしは今回子宮と卵管を摘出しました。
1週間の入院は、手術後は特に
山登りから帰ってくるような心境でした。
喪失感というのはそんなになかったのですが
病棟内の出来事やスタッフの様子
ロボット支援手術室のモニタの数とか
高い階の窓から見る猛暑のスカイツリーとか
そういう光景を見ながら
退院まで過ごしてきました。
入院と退院の送迎は家族が車で来てくれて
現在そのまま実家に滞在しています。
いろいろ気遣って寝具を用意してくれたり
シャワーの時間とか準備してくれたり
ありがたく休養できています。
今日はようやく体温も安定し
退院処方の抗生剤も今日で終わるので
明日できたら帰宅しようかなとぼんやり考えています。
このブログを書くiPad Proも退院後持ってきたので
このように作業もできています。
焦ることもないのですが
たまたま入院中に山下達郎さんの
ライブに当選したことを知りました。
来月の中野サンプラザに
元気に行けることが一つの楽しみな目標になりました。
早期発見とはいえ紆余曲折あって
こういう身体になりましたが
元気を取り戻したら
またみなさんとはさまざまな形で
交流できたらと思います。
親身になって励ましてくれた友人や
チームワークで支えてくれた病院スタッフのみなさん
SNSを見てくれていた方々に
改めて御礼申し上げます。
今の自分は、強くなれたかなあと思いながらも
いろいろなサポートをもらいながら
自分も今後の人生を歩いていこうと思います。
長文お読みいただきありがとうございました。
今日は将棋の棋聖戦見ますね。
最後に
暑中お見舞い申し上げます。
夏は始まったばかりですが
くれぐれもご自愛ください。
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